赤門

庄内満喫マガジンBloom2月号…

連載している「知新」の第3回…

今回のテーマは致道博物館の「赤門」です。

 

 

「赤門」

 

致道博物館の敷地内に

赤門が厳かにそびえ立っているのを

ご存知ですか?

 

時は幕末。

江戸にあった荘内藩邸の一部を

取り壊して、

海路でその材を運搬し、

文久3年(1863)に

藩主隠居所である御隠殿として

現在地に移築されました。

 

致道博物館に今も残るこの赤門は、

そのときに御隠殿に付随する門として

移築されたものと伝えられています。

 

明治25年(1892)、

台風で破損し修復され、

平成16年(2004)8月の台風でも

倒壊しましたが、

古材をできるかぎり使って

当初の姿に再建しました。

 

赤門の由来ですが、

江戸時代の大名家では

将軍德川家との慶事の際に

御祝いのために江戸屋敷の門を

朱塗りにするという通例がありました。

この赤門も

荘内藩主酒井家に田安德川家のお姫様が

お輿入れになったときの御祝いに

朱塗りされたものと伝えられています。

 

江戸時代にこの赤門は江戸にあり、

様々な人や歴史の瞬間を

目撃してきたのではないでしょうか。

そう考えると夢は広がります。

 

連載の大テーマは… 新しきを知る。

身近に普通にあるものの価値、

意外と気づかれていないことも

多いものです。