「荘内藩」を次代に繋ぐ事業として、酒井家第19代後嗣の酒井忠順が庄内に暮らすクリエイターと共に立ち上げた地域情報Webメディア「SHONAI Fun!」。庄内に暮らすクリエイターたちが等身大の視点で庄内を楽しむための情報を写真や文で自由に綴ります。

庄内藩 酒井家とは?

徳川四天王の筆頭といわれた酒井忠次を祖とする酒井家は、第三代忠勝が元和8年(1622)年に庄内藩主として入部してから、廃藩置県に至る明治四(1871)年までの約250年間、庄内地方を治めました。酒井家の歴代藩主は、その良政で豊かで平和な藩をつくり、領民から敬い慕われてきました。廃藩置県ののち城跡には、庄内一円の人々の総意によって庄内藩主四神を祀った荘内神社が建てられました。今も酒井家は庄内に暮らし、庄内のために地域振興や歴史文化の伝承に力を尽くしています。

酒井忠順

SHONAI Fun 代表

ここ庄内で生まれ育ち、大学進学で上京。やや長めの学生期間を経て、東京でそのまま就職。やっぱり庄内が大好きで、庄内にUターンしてきました。荘内銀行に勤務してから家業を引き継いで、現在、株式会社荘内藩と荘内酒井歴史文化振興会の代表、そして致道博物館の副館長です。マイブームは無駄に身体を鍛えること。早起きとジム通いが習慣になってきました。大統領のように働いて、王様のように遊びたいと思っています。それは夢のまた夢のような話ですが…。とにかく庄内が大好き!楽しいことが大好き!そんな仲間をどんどん増やしていきたいです。皆で庄内を、母なる大地を、風土を楽しみましょう。

本間聡美

SHONAI Fun ライター

Harvest Photographer。庄内生まれ、農家の娘。都会に憧れ、早く都会に出たい一心で、進学を機に東北の都仙台へ。卒業後は撮影、制作の仕事に従事。仙台ライフを楽しみつつも、仕事を通じて出会う地方のひとたちの力強さに魅力を感じ、自分の故郷を気になりはじめました。仙台と庄内の2拠点生活などを経て2015年から庄内を拠点に活動をスタート。現在はフリーランスとして東北の、食・農・人・風土などの撮影を手掛けています。今もやっぱり冬は苦手ですが、雪解けから一気に進む季節の彩りに、すっかり魅了されっぱなしデス。移動、お散歩、寄り道好き、まっすぐ家に帰れません。

すずきまき

SHONAI Fun ライター

写真家・物書き。神奈川県横浜市に生まれ、2020年春に山形県鶴岡市へ移住。同年、庄内の自然に魅せられて創作活動をスタート。柔和な雰囲気の作風で、日々のなかにある光を写している。2022年4月には鶴岡市内の湯田川温泉にて自身初となる写真展『春眠』を開催した。ライフワークはひとり旅。温泉めぐりと自然観察を軸に目的地を選び、現在は東北地方を開拓中。無類の温泉好きで、温泉ソムリエの資格をもつ。夫婦+2匹の猫、はるとあきとともに気ままな庄内ライフをおくっている。

土田貴文

SHONAI Fun ライター

写真家。庄内に生まれ、一度は映画製作を志し庄内を離れましたが、また生まれ故郷で暮らしています。子供のころには気づけなかった庄内の魅力。庄内を離れたからこそ少しずつ気づけるようになりました。映画製作を勉強する過程で学んだストーリーを表す力で、目に見えるものだけでなく、想いや感情もお伝えできればと思っています。とはいえ、特別なことばかりではなく、日常にひそむ面白さや楽しいところをうまく取り上げることができればいいなと思います。ぜひ地元のワクワクを皆さんとも共感したいです。庄内。きっと気に入っていただけるはずです。

ニショイ

SHONAI Fun ライター

鶴岡市関川生まれのカメラマンのオットと、宮城県石巻市生まれのイラストレーターのツマ。過疎が進む故郷と、3.11で被災した故郷を持つ2人が、『地域のために何かしたい』を原動力に『ニショイ』を屋号にして日々の暮らしをSNSで発信しています。サウナと車旅、3時のおやつ時間が大好きです。庄内のおいしいものや美しい風景、文化、それを支える縁の下の力持ちの方々をご紹介し、皆さんと共有できたら嬉しいです。

マツーラユタカ

SHONAI Fun ライター

物書き料理家。東京でフードユニット「つむぎや」として活動後、2019年に地元である山形県鶴岡市にUターン。妻で暮らしの装飾家ミスミノリコとともに、カフェ&セレクトショップ「manoma」を営みながら、ライター稼業も。つむぎやとしての「お昼が一番楽しみになるお弁当」(すばる舎)など、著書多数。雑誌nice thingsに「ソウルフードトラベラー」を連載中。

佐藤天哉

SHONAI Fun ディレクター

鶴岡市三瀬生まれ。はんどれい株式会社専務取締役、クリエイティブディレクター。釣りが趣味。クリエイターがのびのびと地域の発信を行うSHONAI Fun!で美味しいものや楽しいことを共有して地域を賑やかにしたい。

大瀧香奈子

SHONAI Fun デザイナー/ライター

グラフィックデザイナー。フルーツ王国 鶴岡市櫛引の農家に生まれる。おいしいものに囲まれて育ったからか、食べることがとにかく大好き!新しいことを知ること、体験することが好き。最近は、庄内の風景を写真で切り取ること、植物を育てることに夢中。面白そうなことを見つけると、すぐ飛び込みがち。

酒井家庄内入部400年

令和4年は酒井家庄内入部400年の記念年です。
酒井家第3代当主酒井忠勝公が、藩主として庄内に入部してから400年の節目を迎え「酒井家庄内入部400年記念事業実行委員会」が、地域固有の歴史や文化に対する理解を促進することで、郷土への愛着と誇りを高めるとともに、その魅力を広く国内外に発信することで交流を拡大し、次代を見据えた庄内及び鶴岡のさらなる発展を図る事業を展開しています。

ユネスコ食文化創造都市 鶴岡

 山形県鶴岡市は気高い山々から広大な庄内平野、日本海へと至る変化に富んだ地形の中で、海の幸・山の幸に恵まれた豊かな食文化を有し、先人たちの知恵と情熱によって独自の食文化を今に伝えています。
 1400年以上にわたり信仰を集める山岳修験の聖地「出羽三山」には、自然とその山の恵みを「生きるための精進料理」として今に伝え、また、家庭でも祭りと精神性を分かち合う「行事食・伝統食」が数多く継承され、鶴岡の風土に息づいた精神文化と結びついた独自の食文化が色濃く残っています。
 そして、農家の人々が数百年にわたり「種」を守り継いできた「在来作物」は60種類以上確認されており、その栽培方法とともに継承された作物は「生きた文化財」として、訪れる人々を魅了しています。
 こうした歴史と食文化を背景に、平成26年(2014)12月に「ユネスコ食文化創造都市」に認定され、大切に受け継がれてきた鶴岡の食文化は、日本人が本来もつ食の豊かさと、その原点を気づかせてくれる「食の理想郷」へと、その一歩を踏み出しました。
http://www.creative-tsuruoka.jp/information/より)

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